ホーム家庭医学「これだけは知っておこう、病院に行く前に」

 
幼児、小児がなかなか眠らない時

  1歳以上の子供は、夜の睡眠は問題なく、通常9時間から12時間は眠るものです。
  睡眠不足は、食欲低下、発育不良などとも影響しませんが、親にとって子供が寝付かないのは困ったものです。
  子供に身体的異常がない事を確認できたら、就寝の習慣づけを行なうべきです。

【就寝の習慣づけの方法】
  就寝時間となっても子供がベッドに行かない場合や、子供をベッドで寝かせた後に泣き出した場合には、親としてしっかりとした対応を示すべきです。
  2つの対応法の選択がありますが、いずれの方法でもやり遂げる決意が要ります。
  1) 子供をベッドに寝かした後は、子供が泣こうがそのままにして置く。親としてはつらい方法ですが、次第に泣く時間が減少してくるものです。
  2) ベッドに寝かした子供の傍に居る時間間隔を眠りにつくまで次第に伸ばして行く。 たとえば10分後は必ず傍に来ることを約束し、再度、寝ている事を確認に来て、まだ起きているようなら、同じことを繰り返す。 子供は、親がいつも居る事を確信して眠りに就くものです。





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