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  MC-FAN(Micro Channel arrayFlow ANalyzer)は、毛細血管を模して半導体チップに7ミクロンの溝を作成し、顕微鏡下に血流(血球)の流れを観察する装置(写真)です。
  血液中を流れる血球には、赤血球、白血球、血小板があります。それぞれの形は球形ですが、毛細血管のような狭い通路を通る時には、変形して楕円形になります。これを血球の可塑性といいます。
 
赤血球は、1mm3中に450万個で一番多く、大きさも平均7ミクロンで、溝の中をすばやく通過します。血流が停滞した時に。ドーナツの形をした血球が無数に見られます。
 
白血球は、1mm3中に5000個程ですが、大きさが15ミクロンと大きく、赤血球に混じって“クラゲ”のように流れ、溝の中を変形しながら通過します。その時、一時的にその部位の血流が停滞します。
 
血小板は、1mm3中に25万個程で、大きさは3ミクロンと小さく、本来なら溝は難なく通過します。しかし、いろいろな影響を受けて血小板同士が凝集し、凝集塊が溝を閉塞します。

  当クリニックでは、脳梗塞予防の一環として血流計測を行い、生活指導、食事指導を行った後に改善が見られない場合には、血小板凝集抑制薬を投与する方針を採っています。

 
脳梗塞予防の基本習慣として、血流改善のために“にがり水”あるいは海洋深層水(高度1000)の定期的に飲用することを第一と考えています。



血液サラサラ例

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血液ドロドロ例(血小板凝集亢進)

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